■4月下旬〜5月22日|撮影方法の転換と全体チェック①
この期間は、季節の花々を主要な被写体として紫外線撮影を継続した。その過程で、撮影方法における重要な転換があった。
これまでの撮影では、微細な蛍光構造への接近を優先し、ベローズ装置による高倍率マクロ撮影を多用してきた。しかし、接写によって得られる画像は細部の情報量こそ多いものの、画面全体としての質が伸び悩んでいるという課題を自覚していた。そこで方針を転換し、意図的に被写体から距離を取り、40mmレンズをf11に設定した、被写界深度を重視する撮影へと移行した。「機材によって対象に接近する」段階から、「距離を取り、画面全体を構成する」段階への移行であり、昨年9月の面談で示された「記録から作品へ」という課題に対する、撮影技術のレベルでの応答と位置づけられる。
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