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■ 4月3日〜4月27日|研究計画の確定と方針整理

  • 執筆者の写真: 玖 枢
    玖 枢
  • 6月26日
  • 読了時間: 1分

研究計画書の最終的な調整および届出を完了し、指導教員と今後の方針について議論を重ねた。その結果、「写真というメディアを通じて、人間の目では捉えられない領域を技術的手段によって可視化する」ことを本研究の主軸とすることに決定した。特に、視覚に存在しない色彩を合成的に再構成し、記録することで、人々の認識に新たなアクセスの可能性を開くことを目指す。


 
 
 

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■10月23日〜10月30日|映像理論の学習と、M1展の展示形式の検討

前回の面談で受けた映像編集に関する指摘の補足として、細田先生より関連書籍(『映像編集の秘訣』を含む計二冊)を借用。理論的な学習を深める。 並行して、華道の実践と花材のUV蛍光反応のデータ蓄積も継続。その過程で、細田先生と共にサボテン(仙人掌)を観察したところ、他の植物とは異なる特異な蛍光反応が確認され、強い関心を引かれた。この結果を受け、次なる被写体の主要テーマとして、サボテンを含む多肉植物のUV

 
 
 
■ 10月17日〜10月23日|蛍光反応の蓄積と、映像編集技法に関する考察

この期間は、引き続き「二重の色彩構成」の知見を深めるため、新たな花材の蛍光反応について観察と記録を継続した。 主な新規観察例: 雲竜柳(ウンリュウヤナギ):  葉部分が、UV照射下で非常に鮮やかな 赤色 の蛍光を示した。 黄百合(キユリ):  可視光下で黄色の花弁が、UV下では 緑色 へと変化した。 白菊(シラギク):  UV照射下でも顕著な色彩変化は見られなかった。 これにより、種によって蛍光反

 
 
 
■ 10月3日〜10月16日|華道学習と「二重の色彩構成」の発見

前回の計画に基づき、インターネット上の資料を参照しながら華道の独学を開始。並行して、スーパーマーケット等で安価な切り花を継続的に収集し、「挿花→(UV)撮影」のプロセスを繰り返した。 特に、枝や茎を意図した角度で固定するための「補強」といった技術の学習を通じて、一定の技術的進歩は感じられた。しかし、それ以上に、華道そのものが持つ高度な技術体系と美的感覚(「审美眼」)の習得には、単なる知識の蓄積以上

 
 
 

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