■ 9月26日〜10月2日|構図研究の試行錯誤と「華道」への本格着手
- 玖 枢
- 11月13日
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9月25日の面談での方針に基づき、本格的に構図研究に着手した。
初期段階として、美術史における多数の「名画」を参照し、その構図を直接的に自身の被写体(鉱石など)に当てはめる(代入する)方法を試みた。並行して、立体構成の参考として「西洋の花芸(フラワーアレンジメント)」も試したが、どちらの手法も表層的な模倣に留まる感覚が拭えず、画面がしっくりとこない。
これらの試行を経て、単に型を借りるのではなく、「華道(插花)」の精神性や空間把握を基礎(ゼロ)から学ぶ必要性を再認識した。
そこで方針を転換し、**「まず個人創作としての華道作品を成立させ、その完成した立体構成物に対し、あらためて紫外線(UV)による精微撮影(マクロ撮影)を行う」**という二段階のアプローチを構想した。
手始めとして、DAISO(ダイソー)にて小型の花瓶を複数購入。また、試行錯誤のための素材として、スーパーマーケットで多種の安価な切り花を数束調達し、新たな制作サイクルのための基礎準備を整えた。
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