top of page

■ 6月20日〜6月30日|廃棄物および生活用品の蛍光反応記録

  • 執筆者の写真: 玖 枢
    玖 枢
  • 7月20日
  • 読了時間: 1分

ごみ収集日前夜、生活圏内にて近隣家庭の可燃ごみを遠距離から非接触で撮影。透明な袋越しに、蛍光を示す素材(衣類、プラスチック容器、包装フィルムなど)が複数確認された。中でも調味料の空き容器や清掃用具、洗剤のボトル等が、365nm紫外線下で明瞭な蛍光反応を示した。

また、生ゴミ(厨余廃棄物)においても特有の反応が観察され、特に液体や水分を含む食品残渣は、袋越しに淡い白色あるいは青白色の反射を呈した。これは**水分や脂質の表面反射、および腐敗過程で生成された有機物(アミン類、脂肪酸、分解タンパク等)**が関与している可能性がある。

これらの観察は、日常生活における「可視性」の再編を示すものであり、通常の視覚環境では無意味に分類される廃棄物が、紫外線下で異なる秩序や美的構造を持ちうることを示唆している。

 
 
 

最新記事

すべて表示
■10月23日〜10月30日|映像理論の学習と、M1展の展示形式の検討

前回の面談で受けた映像編集に関する指摘の補足として、細田先生より関連書籍(『映像編集の秘訣』を含む計二冊)を借用。理論的な学習を深める。 並行して、華道の実践と花材のUV蛍光反応のデータ蓄積も継続。その過程で、細田先生と共にサボテン(仙人掌)を観察したところ、他の植物とは異なる特異な蛍光反応が確認され、強い関心を引かれた。この結果を受け、次なる被写体の主要テーマとして、サボテンを含む多肉植物のUV

 
 
 
■ 10月17日〜10月23日|蛍光反応の蓄積と、映像編集技法に関する考察

この期間は、引き続き「二重の色彩構成」の知見を深めるため、新たな花材の蛍光反応について観察と記録を継続した。 主な新規観察例: 雲竜柳(ウンリュウヤナギ):  葉部分が、UV照射下で非常に鮮やかな 赤色 の蛍光を示した。 黄百合(キユリ):  可視光下で黄色の花弁が、UV下では 緑色 へと変化した。 白菊(シラギク):  UV照射下でも顕著な色彩変化は見られなかった。 これにより、種によって蛍光反

 
 
 
■ 10月3日〜10月16日|華道学習と「二重の色彩構成」の発見

前回の計画に基づき、インターネット上の資料を参照しながら華道の独学を開始。並行して、スーパーマーケット等で安価な切り花を継続的に収集し、「挿花→(UV)撮影」のプロセスを繰り返した。 特に、枝や茎を意図した角度で固定するための「補強」といった技術の学習を通じて、一定の技術的進歩は感じられた。しかし、それ以上に、華道そのものが持つ高度な技術体系と美的感覚(「审美眼」)の習得には、単なる知識の蓄積以上

 
 
 

コメント


  • Facebook
  • Instagram
  • X
  • TikTok

© 2025 by xenomido. Powered and secured by Wix 

 

bottom of page