top of page

■ 5月8日〜5月25日|ミネラルフェアおよび蛍光反応の観察②

  • 執筆者の写真: 玖 枢
    玖 枢
  • 6月26日
  • 読了時間: 1分

ミネラルフェアにて多数の鉱石を購入し、鉱石および日用品に対する紫外線蛍光反応の観察・記録を実施。

【鉱石類】

  • 隕石(Muonionalusta):鉄隕石で、表面は黒く、光の反射はほとんど見られない。

  • 菊石の化石:硫化鉄部分は完全反射しないが、玉髄化部分は半透明からやや濁った不透明へと変化。

  • 緑電気石:透光性が高く、割れ目が強調されるが蛍光反応はほとんどなし。

  • ストロベリークォーツ:酸化鉄の影響で紫外線下では内部の雑質が赤〜黒へと変化。

  • 恐竜の卵殻/サメの牙:アパタイト由来のエナメル質部分は黄色く光り、歯根部は多孔質で灰色に見える。

  • オパール:紫外線下で半透明部分がわずかに紫の偏光を帯びる。

  • 緑簾石:反射は弱いが、繊維状の結晶構造部にのみ深い緑色が現れる。

【日用品類】

  • 鍋(錆びあり):錆部分が鮮明に分離され、強いオレンジ色の反応が見られる。

  • プラスチック類:白紫の蛍光を放ち、特にテープ素材では表面のツヤがやや失われる。

  • 衣類:白地は強い蛍光を放ち、柄のある部分にはオレンジや緑系の発色が現れる。

 
 
 

最新記事

すべて表示
■10月23日〜10月30日|映像理論の学習と、M1展の展示形式の検討

前回の面談で受けた映像編集に関する指摘の補足として、細田先生より関連書籍(『映像編集の秘訣』を含む計二冊)を借用。理論的な学習を深める。 並行して、華道の実践と花材のUV蛍光反応のデータ蓄積も継続。その過程で、細田先生と共にサボテン(仙人掌)を観察したところ、他の植物とは異なる特異な蛍光反応が確認され、強い関心を引かれた。この結果を受け、次なる被写体の主要テーマとして、サボテンを含む多肉植物のUV

 
 
 
■ 10月17日〜10月23日|蛍光反応の蓄積と、映像編集技法に関する考察

この期間は、引き続き「二重の色彩構成」の知見を深めるため、新たな花材の蛍光反応について観察と記録を継続した。 主な新規観察例: 雲竜柳(ウンリュウヤナギ):  葉部分が、UV照射下で非常に鮮やかな 赤色 の蛍光を示した。 黄百合(キユリ):  可視光下で黄色の花弁が、UV下では 緑色 へと変化した。 白菊(シラギク):  UV照射下でも顕著な色彩変化は見られなかった。 これにより、種によって蛍光反

 
 
 
■ 10月3日〜10月16日|華道学習と「二重の色彩構成」の発見

前回の計画に基づき、インターネット上の資料を参照しながら華道の独学を開始。並行して、スーパーマーケット等で安価な切り花を継続的に収集し、「挿花→(UV)撮影」のプロセスを繰り返した。 特に、枝や茎を意図した角度で固定するための「補強」といった技術の学習を通じて、一定の技術的進歩は感じられた。しかし、それ以上に、華道そのものが持つ高度な技術体系と美的感覚(「审美眼」)の習得には、単なる知識の蓄積以上

 
 
 

コメント


  • Facebook
  • Instagram
  • X
  • TikTok

© 2025 by xenomido. Powered and secured by Wix 

 

bottom of page