■ 5月26日〜6月12日|一時帰国および野外観察の開始玖 枢6月26日読了時間: 1分一時帰国の際、大型紫外線ランプと三脚を日本へ持ち帰った。季節の変化に合わせて、昆虫や苔、花などの自然物に対する紫外線観察と撮影を開始。甲虫類:生死に関わらず、殻部分には蛍光はほとんど見られないが、眼の部分は白く強く反射する傾向が確認された。今後は自然物と鉱石との比較観察を進めつつ、視覚では捉えきれない構造・物質反応の収集と記録をより体系的に行っていく予定である。
■10月23日〜10月30日|映像理論の学習と、M1展の展示形式の検討前回の面談で受けた映像編集に関する指摘の補足として、細田先生より関連書籍(『映像編集の秘訣』を含む計二冊)を借用。理論的な学習を深める。 並行して、華道の実践と花材のUV蛍光反応のデータ蓄積も継続。その過程で、細田先生と共にサボテン(仙人掌)を観察したところ、他の植物とは異なる特異な蛍光反応が確認され、強い関心を引かれた。この結果を受け、次なる被写体の主要テーマとして、サボテンを含む多肉植物のUV
■ 10月17日〜10月23日|蛍光反応の蓄積と、映像編集技法に関する考察この期間は、引き続き「二重の色彩構成」の知見を深めるため、新たな花材の蛍光反応について観察と記録を継続した。 主な新規観察例: 雲竜柳(ウンリュウヤナギ): 葉部分が、UV照射下で非常に鮮やかな 赤色 の蛍光を示した。 黄百合(キユリ): 可視光下で黄色の花弁が、UV下では 緑色 へと変化した。 白菊(シラギク): UV照射下でも顕著な色彩変化は見られなかった。 これにより、種によって蛍光反
■ 10月3日〜10月16日|華道学習と「二重の色彩構成」の発見前回の計画に基づき、インターネット上の資料を参照しながら華道の独学を開始。並行して、スーパーマーケット等で安価な切り花を継続的に収集し、「挿花→(UV)撮影」のプロセスを繰り返した。 特に、枝や茎を意図した角度で固定するための「補強」といった技術の学習を通じて、一定の技術的進歩は感じられた。しかし、それ以上に、華道そのものが持つ高度な技術体系と美的感覚(「审美眼」)の習得には、単なる知識の蓄積以上
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