■ 4月28日〜5月7日|紫外線下での鉱石観察実験①
- 玖 枢
- 6月26日
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細田教授より複数の鉱石を借用し、紫外線光源下での蛍光および反射特性を観察・撮影した。主な被写体と結果は以下の通りである:
蛍石:高い透光性を持ち、紫〜青の偏光が顕著に見られた。
貝殻:柔らかい青色を放ち、黒点や白い斑などの雑質が浮かび上がり、月面を想起させる質感を持つ。
黒曜石:透光性がほぼなく、完全な黒。
ウランガラス:最も強い蛍光反応を示し、明瞭な緑色に発光。
この観察を通じて、紫外線下での反射と蛍光の基本的な原理を理解するとともに、紫外線撮影において強調すべき波長帯や、石英レンズや赤外線カットフィルターの有効性についても検討を始めた。また、よりシンプルな実験方法として、アルビューメン印画法によって鉱石を直接紙面に焼き付ける手法も構想し始めた。加えて、サンスクリーンの透過効果を検証するための鏡材も購入。
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